すっかり秋を感じられるようになりました。
今日も私はある施設へ口腔ケアに行ってきました。施設には、色々な病気が原因で様々な障害をお持ちの方がいらっしゃいます。

そういった皆様に、施設へ出向いて行き、歯科医師により治療、歯科衛生士により口腔ケアをさせていただいております。

｢食べられる口を創る｣為に…その為には、単にお口の清掃だけではありません。口と周りの働き(食べる、かむ、のみ込み、発声、唾液分泌など)をすこしでも維持、回復できるようお口のリハビリをしています。これは、歯がある方、無い方関係なく全ての人に必要なことなんです。

よく歯が無いから歯磨きの必要ないとか、経管栄養なので磨かなくても良いと思われている方もいらっしゃると思いますが、口腔ケアはそういう方々にも絶対に必要なのです。

現在の状態以上に低下しないよう予防し、すこしでも回復できるよう施設のスタッフの方々や、私達のサポートが必要なのです。

サポートさせていただくにあたり、もう一つ大切にしていることがあります。それは人とのふれあいです。おひとりおひとりに向き合い心を寄せることを忘れず、サポートしていきたいと常に考えております。

皆様には、いつまでもおいしく食べていただきたいと願っております。食べることは、生きる活力にもなります。

私達とケアの時を過ごすことで、笑顔が生まれる、その様子から、私達も元気をいただいております。
これからも、良いケアができるよう頑張っていきたい思います。