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2019.11.12

CGF療法

近年、美容外科や整形外科の分野でも行われているPRPという治療法の特集をTVで拝見しました。メジャーリーグの大谷翔平選手もPRPを用いた手術を受けたとの事でした。PRPは自らの血液を採血し、遠心分離を行い、損傷をうけた組織の再生、治癒に働きかける成分を多く含んだ血小板を濃縮したものです。このPRPを用いる事で、術後の痛みの軽減、骨の再生や傷の治癒の促進といった役割があります。

当院でも20年近く前よりPRPを導入し、インプラント治療を行ってきました。現在では、PRPではなくCGFを用いて再生療法を行っています。PRPとCGFは、自らの血液を使用して行う再生療法としては同じ効果があり、共に難しいインプラントのケースにおいて重要な役割を果たします。

2つの違いは、CGFは血液成分のみで用いるのに比べ、PRPは凝固剤の添加を必要とする事です。添加物を一切含まないという事でアレルギー等の観点からも有効であると思われます。治療について興味のある方は気軽に御相談下さい。

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