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2020.05.01更新

重症化すると命にかかわるおそれがある新型コロナウイルスが、「舌みがき」でそのリスクを減らせる可能性があると、鶴見大学歯学部 花田信弘教授が提言されています。

新型コロナウイルスに感染すると、肺の免疫力が低下することがわかっています。その状態で口の細菌が肺に入ると、ウイルスによる肺炎とは別に、細菌による肺炎を起こします。ウイルス感染の予防は難しいですが、続いて起こる細菌性肺炎の発症リスクを下げるには、日頃からお口の中の清潔を保つことが重要です。そこで歯みがきだけでなく、「舌みがき」も忘れないようにしましょう。

舌苔(ぜったい)とは?

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舌の汚れは舌苔と呼ばれます。舌の表面には舌乳頭(ぜつにゅうとう)という細かい突起がたくさんあり、この中に食べかすや口の中ではがれた粘膜がたまり、細菌のすみ家になっています。「舌みがき」することで、口の細菌数を減らす事ができます。

舌みがきの方法

①舌苔がついている部分に舌ブラシがきちんとあたるよう、舌清掃は鏡を見ながら行いましょう。舌苔のついていないところは、掃除をする必要がありません。舌の清掃には、舌ブラシが有効ですが、歯ブラシで行う場合は、柔らかい毛先のブラシを使用してください。

②ブラシを舌の「奥から手前」に動かします。ブラシを手前から奥に動かしたり、前後に往復させたりするのはやめましょう。舌苔中の細菌をのどの奥へ送り込んでしまう危険があります。

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③舌はとてもデリケートな柔らかい組織です。舌の粘膜や味を感じる味蕾(みらい)をゴシゴシと強い力でこすると傷つきますので、軽い力で行いましょう。長い期間をかけてたまった舌苔は、1回の掃除ではキレイになりません。毎日掃除をすることで、だんだん落ちやすくなっていきます。舌を傷つけないためにも無理は禁物です。

④朝起きてすぐと寝る前の1日2回、みがくのがおすすめです。夜は寝ている間、気が付かないうちに口の細菌が肺の中に入ります。寝る前に口をきれいにしておくことが大切です。

朝は、一晩寝ると単純計算で1000倍ほど口の中の細菌が多くなっています。朝起きて顔を洗うと同時に舌もみがきましょう。


 

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