イグアノドンは白亜紀前期に生息していた鳥盤類で、体長9~11m、体重3~5tの植物食恐竜です。
白亜紀前期から少なくとも3,000万年以上系統が続いており、大繁栄した種です。
イグアノドンの繁栄の大きな要因として、臼歯のような食べ物をすり潰すことが出来る歯と、
上下の顎を少し横にずらしながら噛む側方運動と呼ばれる噛み方が挙げられます。
これによって硬い植物も食べることができ、またすり潰して食べることにより高効率の消化を
可能としました。
臼歯状歯は恐竜の大きな転換点であり、歯の役割は種の繁栄に関わる重要なものですね。











