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2025.08.01

ディプロドクスの歯

植物食の恐竜の中でも、多く研究されているディプロドクスは

ジュラ紀後期(15000年前)に生息していた恐竜です。

竜脚類という長い首を持つ陸上の大型恐竜で、体長が約2530m、

体重は約1015tあったとされています。

 ディプロドクスの歯は、細長い鉛筆のような形状をしており、

シダ植物や針葉樹の葉をむしり取るようにして食べていたと

されています。細長い歯だったため、噛み砕くことはできず、

そのまま丸のみして、胃の中に飲み込んだ石で細かくして、

体内の微生物で発酵させて消化していました。

また、柔らかい歯だったため割とよく摩耗していたようで、

大体3560日くらいで生え変わっていたとされています。

 

恐竜の歯は、同じ時代で同じ竜脚類でも色々な形があり、恐竜が

持つ多様性を表しているように思います。

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